INCEPTION 感想(ネタバレあり)
お久しぶりです
英語の勉強方法について投稿したっきり放置してましたが、せっかくブログを立ち上げたので趣味程度に観てる映画の感想なども投稿していきたいと思います
ということで早速ですが彼に勧められて観たINCEPTIONという映画について感想やら考察やらを綴りたいと思います
何も知らない状態で映画を観たい方は、ここから先ネタバレも含みますのでご注意ください
INCEPTION
邦題 インセプション
2018/10/31にプライムの閲覧期間が終了するのでお早めに
(2018/10/23の時点ではNetflixにはありませんでした)
ジャンル : サスペンス
監督 : クリストファー・ノーラン
主演 : レオナルド・ディカプリオ, 渡辺謙, ジョセフ・ゴードン=レヴィット
あらすじ
ドム・コブ(レオナルド・ディカプリオ)は人が一番無防備になる状態、つまり夢に入ってる時に他人の潜在意識の中に侵入しそこからアイデアを"エクストラクション(抜き出す)"という産業スパイのプロフェッショナル。
そんなコブのもとに、実業家のサイトー(渡辺謙)から仕事の依頼が舞い込む。その内容は、ライバル企業のフィッシャー社を潰すために後継である社長の息子であるロバート・フィッシャー(キリアン・マーフィ)の頭の中に侵入し、「父親が築いた巨大企業を潰す」というアイデアを"インセプション(植え付ける)"というものだった。
インセプションは極めて難しいためコブは一度断るが、国際指名手配され自国のアメリカに帰れないコブの犯罪歴を抹消することを報酬にサイトーからの依頼を引き受け、このミッションを遂行するために最高の仲間を揃える。
とりあえず観た感想としては、
脚本がバケモノ。
劇中の設定や展開がやや複雑なんだけどめちゃくちゃ緻密に作られてる。
ただ疲れてる時に観るのはおすすめし兼ねます。
何も考えずにボーーッと見てたら置いてきぼりをくらいます。特に序盤の三分の一は説明的なシーンがほとんどなのでここで理解できないとメインストーリーを楽しむどころか何が何だかわからないまま終わるかと…
そしてキャストが神。
周りを固めている助演俳優たちが全員主演レベルの俳優ばかりなので観て損はないはず
あとこれは完全に個人的な好みの話なんだけど500日のサマーでトムを務めてたジョセフ・ゴードン=レヴィットがインセプションではコブの相棒役を演じてるのですが、バチクソにかっこいい。好き。
で、観た方ならわかると思うのですがやはり気になるのはラストのシーンが夢だったのか、現実だったのか、ということ。
個人的には現実だったのでは?と思ってます
(正直なところ夢でも現実でもどうでもいいのですが)
観た人によって捉え方はバラバラだと思うので、感想を共有したり見解を話し合ったりするのもいいですね
で、私がどうしても気になったのは
- "虚無"の在り方について
- ミッションは成功したのか
この2点。
まず虚無の在り方についてですが
インセプションの劇中では夢の世界が何層もあり、現実世界で眠りについた際にみる夢の世界が第一階層、第一階層でみる夢の世界は第二階層、といった具合にどんどん深いところまで降りることができる設定です。
メインストーリー内ではミッションを遂行するために第三階層まで降りることを前提に調合師のユスフ(ディリープ・ラオ)が強力な鎮静剤を作ります。
本来ならば夢の中で死亡すると夢から覚めることができるのですが今回はこの鎮静剤を使い深い眠りについているため目覚めることが出来ず"虚無"と呼ばれる世界へ落ちてしまう、とのこと
第一階層で負傷したサイトーが第三階層で力尽きて虚無に落ちたのや、第三階層でロバートがモルに撃たれて虚無に落ちたのはわかるんだけど
コブとアリアドネが虚無に落ちるまでの経緯は?
今までの解説だと第四階層に行くのでは?と思ったのですが
第四階層=虚無なのか
第四階層〜第○階層を通過して虚無に辿り着いたのか
この辺がどうしてもわからない…
深い層に下がれば下がるほど不安定になる、という点から考えると虚無とはそもそも夢として形にならなかった世界、という解釈だとしたら不自然ではない気もしますね…
次に
ミッションは成功したのか、という点
サイトーの依頼は"ライバル企業を潰す"ためにロバートに"親が築いた会社を潰す"というアイデアを植え付けるものでした。
しかし劇中内で死に際の父親と再会したロバートはただ跡を継ぐだけではなく、自分の道を進むみたいな感じでインセプションされます。
……自分の道を進むって、
お前そんな何かやりたいことあったっけ?
果たしてこのインセプションでフィッシャー社は潰せるのか?そんな疑問が残りました。
結果は劇中では明らかになってないので、後日談みたいな感じで続編があったら是非観てみたいですね
インセプションは解説サイトがかなりあるので色々見て回って、それらを見た上でもう一度観るとさらに楽しめるかも
もちろん、ルールだけ把握した上でなにも考えずに観るのも楽しいはず
色んな楽しみ方があるのも、この映画の魅力のひとつですね
(Twitter)